素材と色彩
時間が育む美しさ。五感に語りかける自然素材と、大地から生まれた色彩。
時と共に育つ、
呼吸する素材たち。
新品の時が一番美しいプラスチックや人工素材とは異なり、自然素材は年月を経るごとにその魅力を増していきます。人の手が触れ、光を浴び、空気に触れることで、木は深い飴色に変わり、真鍮はくすみ、革は柔らかく馴染んでいきます。
私たちはこれを「劣化」ではなく「成熟」と捉えます。家が完成した時がピークなのではなく、そこから住む人と共に美しく年を重ねていく空間。そのために、私たちは厳選された本物の素材のみを使用します。
主要なマテリアル
無垢材(Wood)
オーク、ウォールナット、タモ、杉。木目が持つ有機的なラインと香りは、空間に生命力を与えます。節や割れ目も、自然の意匠として受け入れます。
左官壁(Earth / Plaster)
漆喰や珪藻土、土壁。職人の鏝(こて)跡が残る壁は、光を受けて微細な陰影を作り出します。調湿性・消臭性にも優れ、空気を浄化します。
陶と石(Stone / Ceramic)
大谷石や玄昌石、そして陶器。硬質でありながら温かみを持つこれらの素材は、空間に重厚感と「侘び」のニュアンスを加えます。
大地に根ざした色彩計画 (Earth Tones)
派手な原色は避け、自然界に存在する色、特に時間が経過して褪せたような、くすんだトーン(ペールトーンやグレイッシュトーン)を中心に空間を構成します。